会社を起こされたばかりのあなた、またはこれから起こそうと計画中のあなた、自分の夢を実現できる喜びに浸っていることと思います。
長年温めてきたことを実現するために様々な準備をされる中で、いろいろな苦労もあったと思います。そうした苦労を乗り越え夢の実現のスタート地点に立った喜びの一方で、次のような一抹の不安も抱えているのではないでしょうか。
- 資金繰りなどお金のことが心配なので、アドバイスしてほしい
- 自社の商品やサービスを利用してくれるお客様を増やす方法を知りたい
- 社員が自分を信じて長く働いてくれるか不安だ
- 経営全般に関して、もっと勉強したい
創業した経営者はみなさん、こうした不安を持ちながら会社を大きくされてきました。一方で、不安がそのまま現実のものとなり、残念ながら会社を存続できなくなった経営者も数多くいらっしゃいます。
新規に設立した会社のうち、10年以上存続できる会社はたったの6%ほどしかないといわれています。それだけ、会社を存続させるというのは難しいことなのです。では、この6%の企業と、残りの94%の企業の違いはなんでしょうか。
多くの中小企業の経営者は、経営というものを「感性」や「頑張り」でなんとかなると考えていらっしゃいます。これは大きな間違いです。経営には、成功している経営者の多くが共通して行っている、原理原則が存在します。自社を存続させたいと考えていらっしゃるなら、まずは経営の原理原則を学ぶ必要があります。
また、原理原則を理解できたとしても、それを実践しなければなりません。創業期の経営者は、経験が少ない経営者の子供のようなものです。そのため、実践において様々な悩みを持ちます。